長榮大学永続発展国際学士学位コースのタンザニア人学生Barnaba Buhombeさんが、2022年7月12日に台湾及び東北アジアの最高峰である玉山への登頂に成功した。Barnaba さんは、玉山登頂は台湾に来て抱いていた強い願望の一つであり、長榮大学を卒業するのと同時にこの願望を実現することができとても興奮していると話した。さらに、後輩たちにもチャレンジできる活動があればどんどん積極的に参加してほしいと激励の言葉を送った。
Barnaba さんは長榮大学在学中積極的にさまざまな学習に取り組んだ。環境保護や持続可能な開発のための活動に熱心に取り組んだり、さらには2022年3月と4月に2041基金会主催の「南極気候変動フォローアクションチーム」に参加し、台湾及び世界各国の青年代表として南極に赴き南極探査プロジェクトの実行に関わった。
また、Barnaba さんは毎年5月の第一日曜日には「台江水日ー故郷を愛し水を守る 嘉南大圳の水源までサイクリング」という活動にも参加している。すでに長榮大学を卒業し優秀な成績で国立台湾大学大学院環境工学研究科に合格してからも、今年5月7日の台江水日の活動に参加するため、わざわざ台北から台南まで駆けつけ、教員・学生らと自転車で嘉南大圳沿いを烏山頭ダムまで移動した。このようにBarnaba さんは、この土地への愛と持続的な環境に対する関心を実際の行動で示した。