気候

長榮大學は北回帰線から0.5度南の場所に位置しています。気候は湿潤温暖な亜熱帯と熱帯の中間であり、大学がある台南市全体が一年中高温多湿で、かなり暖かい気候ですが、11月から3月にかけては冷え込む季節です。この期間はユーラシア大陸から来る寒波によって気温が下がり、低温が数日続くこともあるので、学生は上着と暖かい寝具を用意したほうがいいでしょう。

台北に比べて、台南は好天に恵まれる日が多く、紫外線指数もかなり高くなるので、水泳やバイクに乗るときなどは、特に皮膚の調子を維持するよう注意してください。 台南では、ほぼ4月から9月までが雨季に当たります。だいたい5月または6月がいわゆる「梅雨」の季節で、よく雨が降ります。ふつう、7月から9月にかけてが台風の季節ですが、中央山脈のおかげで、台南地域はしっかりと守られることが多く、暴風雨に襲われることはあまりありません。山間部では台風がもたらす豪雨の影響で、よく道路が崩れたり、橋が流されたりします。また、土石流でダムが決壊する可能性もあります。したがって、台風が来たら、山間部から（海岸からも）離れるとともに、数日分の飲料水を蓄えておいてください。